
えり子が行くピアカンへの道⑨
えり子は、「安心され、味方でいられる、ピアカウンセラーになりたい」と思いました。
そしてピアカウンセラーがえり子の使命のゴールではなくて入口なんだとも思いました。ピアカウンセラーをやりながら、その先を見ていく、今、目の前の人を救いたいにとどまらず、全ての人を救いたい…
えり子は大きなことを言っている自分に驚きながらも、不安はまったくなく、むしろワクワクしている自分に驚いていました。
このときに代表はつぶやきました。「人類の安寧」と。
素直な心のえり子は「安寧」をすぐ調べました。
「安寧」の意味は「世の中の秩序が保たれ、平和なこと」という意味です。「社会の安寧を築く」などと世の中や社会の状態について表現するようです。「安らか」に。世界平和に。
絶対的幸福感/相対的幸福感
唯心論/唯物論
見えないもの/見えるもの
光と影
表と裏
日本人の根底には和の心がある。
「和」がつく言葉はたくさんあります。日本人=和です。
代表が勧めてくれた「聖徳太子」について学び得たものでした。
えり子はまた一歩前進しました。
「安寧」この言葉を胸に常に入れておくことで強くなれるのかな、ブレないのかな、心が揺らぐと不安になってしまう。ドーン!!って構えられるようになるまで、修行だ!!
と、えり子は心の中で叫びました。
つづく・・・