
げんちゃんのドタバタ珍語録 ③
~妹・きーちゃんのひとりごと~
☆げんちゃん(🚹)
年齢30歳
知能は10歳
軽度の知的障害者です。
げんちゃんは少しゆっくりの成長をしてきました。
たくさん出来る事も増えました。
少し遅めの思春期を迎えた・・・(ようです。)
このことはさすがに妹のきーちゃんには言いませんでした。
蓮の代表のところへ来た時に話しました。
「僕ね~最近見ちゃうんですよ~~」
>「何を見ちゃうの?」
「エッチな動画です」
>「へぇーそれで、見ちゃいけないと思ったの?」
「う~ん。気持ち悪い~。」
「でも見たい気持ちもあります~」
>「それは性的欲求だから、見たい気持ちはあっていいのよ」
「でも~見たくない~でも見ちゃう」
>「お金払ってまでは見ない方がいいかもね~」
「あっ請求メールが27000円来ました」
>「あ~っそれは無視して~~~」←これはお母さんに把握してもらうことにした。
>「見たくなかったら見なければいいけど、ひとまず、時間を決めて気持ち悪いのは見るのやめてみたら?」
「う~ん、そうします~~~~」
げんちゃん、30歳の思春期。
知的障がいの方への性教育って、結構テーマになります。
性的欲求は子孫繁栄のためには自然界では当たり前の行為ですから、人間にも共通しています。
人間は、欲しい欲しいの欲望が止まらないから、性的欲求も欲しい欲しいが止まらなくなります。
人間以外の生植物は季節が決まっていたり、発情期が決まっているのに・・・人間だけは・・・いつでも・・・
だから人間。
性的な事を商売にしたり、性犯罪が起きたり、だから性教育をしなければならないのかも知れませんね。本来は自然の摂理なわけですから、男女の営みは必要です。
日本人はその営みの事を「和合」と表現します。
男と女が和らぎ合うことです。どちらかだけが良い思いをしてはならないとも言えますね。
株式会社蓮では「親子で性教育・生きる教育」講座も行っています。
げんちゃんの素直な発信から、いろいろと考えさせてもらいますね。