
小学校教諭のリワーク物語③
3話
1回目のリワーク
心の中にある物事を言語化し、復職時(ゴール)の気持ちとどんな生活を送るのかも言葉にしました。
なぜ、人間は苦しむのでしょうか。
そのときに代表がみどりさんにこのことをお伝えしました。
四苦八苦という言葉があるように、人間の人生は苦しみばかりです。
生まれ生きる苦しみ、望んでいなくても病気になってしまう苦しみ、誰もが年を重ね老いていく苦しみ、そして誰もが忌み嫌う死に対する恐怖。さらには大好きな人との別れがあるという苦しみ、逆に大嫌いな憎い人と出逢わなくてはならない苦しみ、欲しい欲しい、もっと欲しいと求めても求めても手に入らない苦しみ、心も体も思い通りにはならないという苦しみ・・・
否が応でもこの苦しみを集めてしまうのが人生かも知れません。
苦しい苦しいと生き続けずにはいられないのでしょうか?
まずは苦しみがあるということを自覚しましょう。
そして、その苦しみの中で生き続けるのか、いいえ、苦しみを無くすために工夫しながら生き続けるのか・・・
どうしたら、苦しみが無くなるのでしょうか。
自分本位ではない(ひとりよがり)自己中心的ではない
自然界の中で生かされている事を意識して生活してみましょう。
自分がどれだけ欲張りで、激しい怒りの感情を持ち、愚かな状態で生きているかを確かめながら生活してみましょう。
みどりさんはこのことを聴いて思いました。
自分が落ち込む理由はなんだろう?
執着していることは何だろう?
何故、身体に不調が現れるのだろう?
頑張っている子、いない子、自分の居場所がある子、ない子、または戻れない子。
義務教育(公教育)の基本ってなんだろう。と考えてしまいます。
「無くてはならない存在!!」
自分の身体の不調が現れる、病気の根源を探っていきたい。
自分の貯蓄することへのこだわりについても探ってみたい。
みどりさんはご自身で次回のテーマを決めました。
そして、ゴールを「幸福感」というテーマで目標達成シートの記入を次回までにしてみることにしました。
第2回セッションは1週間後の12月21日
リワーク物語つづきます。