
小学校教諭のリワーク物語①
1話 リーワーク
リワークとは、「return to work」の略式です。
気分障害などの精神疾患を原因として休職している労働者に対して、職場復帰に向けたリハビリテーションを実施する機関で行われているプログラムです。
株式会社蓮は、そのような機関ではありません。
しかし、彼女は言いました。「そういう機関って無料なんです。無料では自分も本気になれそうにないし、リワークしてくれる専門家も、仕事として、月給でやるだけ。私が復職できなければ、私が復職出来ない人で終わってしまいそう。株式会社蓮だったら、必ず復職させてくれそうだし、もし、自分が復職出来なくても、株式会社蓮は、絶対に諦めず、私の責任にしないと思う。」「だから、代表に「リワーク」のお手伝いをしてほしい。」
その言葉で代表は引き受けました。
株式会社蓮の「個別セッション」の枠でさせていただくことになりました。
全て、一時間5500円で受けています。どのような相談でもまずは話を聴かせていただきます。
基本的には個別です。
個々に違いますから、ゴールまでの時間も違います。
彼女は毎週一回2時間ずつはじめました。結果、3回6時間のセッションで終了となり、無事に復職ができました。
現在は復職して半年が経過したところです。
株式会社蓮で行った「リワーク」は
- 心を整えること(幸せになりたい)
- 人間に生まれてきた奇跡(ご先祖様への感謝と生まれ変わり死にかわり)
- 本当の幸せとは(生きている間に何をするのか、どう生きるのか)
- 何で苦しいのか(苦しみを集めてしまう)
- 手放すということ(執着心が苦しみを生む)
- 一人一人が唯一無二の存在(どんな人でも大切な家族)
- 感謝の気持ちと素直な心(人の話を聴くことができるか)
- 謙虚な心と奉仕の心(自分は悪くないという人とは)
人間は「生理的な欲求」に満足すると「安全の欲求」を求めます。そこにも満足すると「社会的な欲求」を求め、さらには「承認欲求」そして「自己実現」への欲求。次から次へと「欲求」が無くなることはありません。
そこで、
人として、一番小さい者は「自分のことだけを考える人」
少し大きい人は「自分の家族のことのみを考えられる人」
・・・一番大きい人は「生きとし生けるもの全てのことを考えられる人」である。
生きとし生けるものすべてが忌み嫌う「死」
「死の前には誰しもが平等」
それらを順々にお伝えしていきます。
彼女は40代女性。
家族は夫と子ども2人。
職業は小学校の教諭。
株式会社蓮のリワークを受けて、ゴールにたどりついた彼女の最初の感想です。
「自分の考えを引き出してもらい、分かりやすく整理してくれた。助言もあり、独りぼっちで苦しむことなく、ここまで考えられるようになりました。」
彼女はこうも言いました。
「私の業界は病休率が最も高いから、私が受けたリワークの内容は参考になる人も多いだろうし、若い教員が株式会社蓮の考え方になびいたら、教育界も変容するって思っている。だから、ブログに書いて欲しい。是非書いて欲しい。」
強い要望がありました。
代表もこれは、伝えていかなければならない!!と発信することにしました。
「小学校教諭のリワーク」はじまりはじまり~~。