
良い悪いは知ってから言って!!≪17歳女子高生・るいのつぶやき≫
【「素直なこころ」という本を読んでください】
2019年に書き下ろしたエッセイ「素直なこころ」。あれからもうすぐ4年が経ちます。
この本は2019年2月24日から早朝5時前に目が覚め、10日余りで書き下ろしました。
自分で書いたのは間違いありませんが、書かされたような書かさせてもらったような、そんな感覚を覚えています。
人間は一人一人生まれ育った環境は違います。どのような環境に生まれても同じように生きなければなりません。
様々な感情の中で生かされています。
それぞれに主人公がいる、本の内容とは異なった視点で、その主人公のつぶやきとしてここには書いています。
「素直なこころ」をお手に取ってもらえることを願っています。
知らないのに悪口言ってない?≪17歳女子高生・るいのつぶやき≫
「ねぇねぇ、あの子と仲良くせんほうがええよ~」って言われた。
「なんで?」って質問すると
「あの子、嘘つきらしいよ~。」って返事がきた。
「ふぅーん、そうなんじゃ、じゃけ、仲良くしない方がいいのね」って答えた。
それで、いいのか?あの子のこと顔と名前しか知らんし、好きも嫌いもないんやけど・・・
またまた訊いてみた。
「で、あの子はどんな嘘をついたん?」て。すると、
「それは知らんけど・・・」って答えが返ってきた。
え?それで、仲良くせんほうがいいんかい?知らんのに??
ここで、わたしは言えない・・・
「知らんのに、仲良くするも、せんも、自分で決めるし・・・」って言えない。
「ふ~ん。そうなんや、じゃぁ、そうするよ・・・」って言ってしまった。
いやじゃね~、こんなん。自分で知ってから判断したいや。
もし、本当に嘘つきじゃったら、「嘘はつかないでほしい」って言ってから、仲良くするかしないか、自分で決めたい。でも、やれやれ、そんなに私は意志が強くないかも。長いものに巻かれて、自分に嘘つきながらいきちゃうかも。いやじゃなぁ、それも。