れんくんブログ

れんくんのてらこや

【れんくん日記】

2022.10.20

お空からの贈り物②

やっと会えたね。

眠りから覚めたママは、お腹を切ったあとの痛みに耐えながら、とにかく赤ちゃんの姿を見たい思いでいっぱいです。

赤ちゃんが眠っている部屋まで、伝い伝い歩いて逢いに行きました。

赤ちゃんは保育器の中でスヤスヤ眠っていました。

「はじめまして、わたしがママよ よろしくね」と言いたかったのに…ママは無意識に

「ごめんね ごめんね 苦しかったね 痛かったねごめんね」と何度も何度も言っていました。

お薬を飲んでいるため、母乳をあげることができないママは、悲しくて悔しくて、情けなくて、毎日毎日泣いて過ごしました。

あーちゃんが誕生してから4日目の事でした。

「多血症 黄疸 心室心房中隔欠損 さらに肺高血圧のため「短命」だと先生からのお話がありました。

「明日かもしれないし、3歳まで生きられるかもしれない、この子の生命力次第です」と命の告知をされました。

お母さんは涙が止まりません。

この日の夜は100数年ぶりの「しし座流星群」ものすごい流星雨となった日です。

ママは「この子を助けて!!」と、この流れ星に向かって一晩中泣きながら祈っていました。

ママはこの時、お空(天)が一緒に泣いてくれたように思いました。

この夜のしし座流星群が明日香を守ってくれたのだ!本当に助けてくれてありがとう!ありがとう!

生まれてすぐに命の告知をされた我が子。

パパとママは明るい子になって欲しいと「日」という文字が3個入る「明日香」という名前に決めました。

パパは将棋の有段者です。

駒の中でも「香車」が一番好きです。

パパは「香」という文字をいれたかったのです!!

「明日香」という名前の由来には、このパパの思いも付け加えておきましょう。

命名「明日香」

明るい子に育って欲しい!

命の告知を受けたママは全国であーちゃんを助けてくれる先生を探しました。

見つかりました。北九州の先生です。

そして治してくれる先生は地元広島に居ました。

先生は言いました。

「お母さん、一つは動脈管開存症です。これは、手術したら命は助かりますよ」

ママは「よかった~助かる!!」と喜びました。

もう一つ先生が言いました。

「この子は、ダウン症候群といって、染色体が通常より1本多くある状態で生まれてきた子ですよ」と…。

ママは高齢出産でもあり、何となく予感はありました。

しかし命が助かるとわかっただけで、大満足です。

手術も終わり肺高血圧は下がりました。

しかし3か月たっても、かすれた泣き声でした。

心臓の手術はリスクが高いので様子をみることになりました。

様子を見た結果、6歳頃には心臓の穴はふさがりました。よかった♡

あの夜の「しし座流星群」を忘れたことはありません。

あの夜の「しし座流星群」がしっかり、あーちゃんを守ってくれたのだと感謝しています。

助けてくれてありがとう。しし座流星群・・・。

あーちゃんの命は手術すれば助かる!!

ダウン症も不安はあるけど 命さえ助かれば何とかなる!とママは自分を励ましました。

そうだ しし座流星群が助けてくれたのだ。 

宇宙全体が守ってくれた命だとママは、そんな気がしました。

「ありがとう、しし座流星群!!」

平成14年1月に動脈管開存(心臓)の手術を受けました。

手術前の絶食でお腹が空いて空いて大泣き

一晩中泣き続けました。

あぁガリガリさん。ママは切なくて切なくて…。

でも大丈夫だよ。とまた、あーちゃんと自分を励ましました。

そして・・

あーちゃん 手術大成功!!

あーちゃんもママも頑張りました。

先生も頑張ってくれました。

小さな小さな身体のあーちゃん。

ガリガリさんのあーちゃんの命は繋がりました。

ママの祈りが届きました。

「ありがとう、しし座流星群!!」

手術を終えたあーちゃん

元気いっぱい、天真爛漫、やんちゃな女の子に育っていきますよ~

どんな大人になるのかなぁ^^

あーちゃんとママの珍道中

   ~はじまり はじまり~

つづく・・・