れんくん日記

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株式会社蓮

えり子が行くピアカンへの道13

えり子はプライベートでは3人の男の子の母です。 ピアカウンセラーとして、仲間であるクライアントさまの話をしっかり聴けるようになりました。 しかしながら、子育てでは悩みも苦しみも課題山積中ここでえり子の私生活を少し覗いちゃいましょう。

代表にお願いがあります。

我が家の長男のことです。 長男はどうしようも無くネガティブ人間で自己否定の塊、自分の人生、後悔しかない人。 ・・・親の顔が見てみたいや・・・()とえり子から相談が入りました。将来設定もない息子をどう扱ったらい いのやらわからないようでした。

自分が子育て中は摂食障害真っ只中で、本当に毒親だったから

ちなみに代表は子どもを産み育てた経験はありませんけど、子育て相談、多い。これも因果。 親子は深い因縁があって生まれてくるのでしょうね~。子育てしているのは親ですが、実は育てられているのは 親だから苦しみばかりなのは仕方ない、これ因果。

えり子は子どもには感謝しなきゃとわかってるけど、苦しみばかりもう、子どもなんてって思ってしまう自分 に自己嫌悪になる。

我が子のことになるとまるでダメダメなえり子。 苦しみを生んでいるのは自分自身、勝手に苦しみにしている。 本当はただただ、息子が幸せに生きててくれるだけで、母は幸せなはず。でも比較と欲で、「どんな大学」、「どん な仕事」、「どんな人生」と何かと誰かと比較してしまう。勝手に自分のものとして苦しんでしまう。 子育て、子どもが大きくなっても子育て、死ぬまで子育て、子に育てられているのだと実感します。

それから数日後、えり子は代表の元へ、長男を連れてきました。

大学2年生 男性 親に勧められて来たけど、自分はどうせダメだし、誰も話なんて聴いてくれない。それに、どうせ怒られるから、 誰とも関わりたくない。そんな感情を話すところからスタートしました。 親に言われて、小学校の教師になれる大学に入った。しかし、自分は小学校の先生になりたくない、今、教育実 習に行かなくてはならず、それも行きたくない。なんせ、人前で話すことも嫌だし、まして、人に教えるなんて したくない。全然自分に合っていない… しかし、せっかく入った大学、せっかく入ったのに教師にならない、親も教授も「もったいないじゃないか」っ て頭ごなしに怒るから… 代表は「へぇ~~~~それは嫌だわなぁ」と笑った笑う本人、結構、深刻に悩んでいたのに笑い飛ばされ 

彼は驚きを隠せませんでした。 何故、笑ったか??笑っちゃいますよ。そんなもんだから。みんな親に喜んでもらいたいから素直に親の言うこ とを聞いちゃう。しかし、20歳、だいぶ大人になってきました。すると、このままでいいのかなって自分の考えがし っかりしてくる。もちろん個人差があるから、15歳、18歳、20歳、25歳、いやいや40歳の場合だって ある。

人間って不完全だから、一度「これっ!!」って決めても「まちがえたー!!」ってこともある。

で、教職を取らなくても、卒業はできる?大学は卒業する?と質問すると、教職取らなくても、卒業はできる、 先生には嫌われちゃうけど、でも卒業はできるし卒業はしたいと思う。

代表は、ここが大切だなぁと。

彼に伝えました。 よし、じゃあ、目的を設定しよう!!短期目標として「大学を卒業すること」と設定するでいい彼は「そうですね」まだまだ消極的。

代表は、突っ込んでいく。

じゃあ、大学を卒業するのにやらなくてはならないことは?

「先生との関係を良くすること」 「親にお金(授業料)を出してもらうこと、アルバイトもすること」

「大学生活を楽しむこと」

「単位を取ること」

それらをクリアしたら卒業できる?

「できます」

なら、それでいいと思う。 そのことは、親にも先生にも自分の言葉で「感謝」の気持ちも一緒に伝えたら、きっと伝わるよ。 素直な心の彼は「やってみる」とスッキリ顔になっていきました。

代表はもう一つ質問をしました。

「きみは、何かやりたいことはあるの?仕事として」 きちんと答えがありました。とても素敵な内容でした。でも、これはえり子夫婦には教えてません()自分たちが息子を信じて話してくれるのを待ちなさいってこと(「教えちゃらんよ~」って代表は意地悪をしました。いまだにえり子は知りません。 えり子にはこう伝えました。 「息子を信じきれ~!!いい子だよ。ただ生きづらさはあるのかも。そこは理解しなきゃな。でも彼は大丈夫だ からどんな選択でも信じ切ること。信頼されたいから、子どもたちは。特にお母さんから。がんばれ~~!! 彼は代表との面談のあとこう言っていたそうです。 「今まで、何でも否定されてきて、また変な事言ってる、それは違う!!って言われてきた。でも今回は否定さ れなかった。肯定された。」と安心していたようです。 えり子は反省しました。長男の生きづらさを理解しようともせずに型にはめて、更に苦しめて、自分が分からな くなって、自分で生きてこなかった、今もどうしていいかわからなくなっている長男に申し訳ないと反省しまし た。

これからは、ただただ、信じていきます!!

子供って、学費を払ってもらったから、やらなければならないって思う。親は学費を出してやったからやれって 思う。それが一般的でしょうね。しかし、その学費は教職を取ることや資格を取ることもそうでしょうが、それ 以上に社会に出る前に遊びと仲間、自分探しの時間を買ったと思えば変わって来るかなと。 我が子がニコニコ笑ってくれることが幸せなのをわかっているのにね。 資格を取らなかったから、学費が無駄になったってならないのよね。

えり子は長男を信じ切って見守っているようです。 この経験もまたカウンセラーとしての経験値をあげたこと間違いなしですね。 ひと月半後えり子はこんなメッセージを送りました。 「長男が変わってきました!私が変わったんですかね。まだまだ先はわかりませんが、お互い生きやすくなった のは確かです!!やったぁ!!ありがとうございました。」と。

つづく・・・

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